アニマルボンド

上記の広告は一定期間更新のないブログに表示されます。新しい記事を書く事で広告が消す事ができます。

  

こんばんは。

明日11月1日はわんわんわんの日ですね。

そういうわけか、22時からNHKで地球イチバン「地球でイチバン　ペットが幸せな街～ドイツ・ベルリン～」という番組が放映されるようです。

友人に教えてもらったのですが、観てみようと思っています。

残念ながら日本は動物愛護後進国と言わざるを得ません。

先進国のトップとされているドイツについての番組、何か得られるものがありそうです。

私も海外で過ごしたことがあります。

ハンガリーでも地下鉄・バス・路面電車はペットが乗車でき、1ヶ月の定期券も販売されていました。

乗車している犬はきちんと座って吠えることもありません。

お店も特別な表示があるところ以外は、基本OK。

リーシュレスの犬も多く見かけました。

友人が猫を飼おうか迷っていた時、ハンガリー人に言われたのが、「犬はしつけに出さないといけないけど、猫は窓から出られる家だったら大丈夫よ」でした。

わたしたちもよくしつけ教室と共催で譲渡会を開くので呼びかけを行うことがありますが、「しつけに困ったら行きます」という返答が返ってくることが多いです。

ここも相違点です。



わたしの住んでいた9区にはこんなごみ箱が（＾－＾）

でも、使っている人を見たことはなく（さすがに中を覗いてみたこともないですが・・・）、通りが排泄物で迷惑を受けるといったこともありませんでした。


NYにいたころには、友人のカップルが猫を飼いたいというのでペットショップに常設の譲渡会に行きました。

すごく長い時間をかけ、細かく質問されていました。

「別れた後はどちらが飼うの？」

「部屋の広さは？何階？猫は出入りできる？」

結局・・・1Kに2人暮らしの友人は「ちょっと狭いわね」で不合格でした。

なかなか興味深い経験でした。

私たちも責任ある譲渡のために、インタビューは念入りに行いたいと思っていますが、日本人の気質からすると不快さを感じる方も多いと思われます。

あのペットショップにいたおばちゃんたちみたいに、当然のようにあれやこれやこれやあれや聞けたらなあと思いますが・・・

NYでは犬を連れたホームレスも多く見かけました。

犬を一緒に座らせて施しを待つホームレス・・・犬のことを気にする人は多く、ドッグフードが置かれています。

犬を人寄せの道具にしているのでしょうか・・・？

近所に食べ物の施しも受け入れているホームレスがいました。連れていたのはシェパード。もらったものはいつも半分に割って2人で食べていました。

あるホームレスの連れていた犬は歩きながら、下痢をしていました。ホームレスもよろよろと歩いていて、そのことに気づいていませんでした。それでもその犬は、歩みを止めることなくその男性について歩いていきました。

胸が締め付けられる思いがしました。

あの子は幸せなんだろうか・・・

犬の幸せってなんだろうって思いました。

このホームレスたちは動物虐待をしていることになるんでしょうか？

または、どの人かは虐待で、どの人かはそうではないのでしょうか？

24時間、どこに行くにも一緒で・・・犬と向き合ってはいる。

一体何が正しいんだろう・・・。

11月3日は動物フェスタです。

お祭りムード一色ではなく、そういうこともみなさんと考えられたらと願っています。